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2004年12月の29件の記事

2004年12月31日 (金)

大掃除

昨日から実家に帰ってるんですが、今日は実家の大掃除をしました。窓ふきをしてるとき、外は冷たいミゾレ。西の丘陵地帯を見ると、うっすらと雪化粧。窓を拭いてもミゾレで濡れてしまうので、窓ふきはほどほどに切り上げてしまいました(^_^;)。

そんな大晦日の今日、日本の南岸を低気圧が発達しながら通過したため、普段は雪が降らないような所でも積雪があったようで交通は混乱していたようですね。実家周辺ではちらつく程度で積もることはありませんでした。
(気象用語では南岸低気圧による大雪と呼んだりします。冬場より春先に多い現象ですね。)

その低気圧が東に抜けた後は、西高東低の冬型の気圧配置となり、上空5,500m付近には氷点下36℃の寒気が入ってくる予報がされています。そう、とても寒くなりそうです。日本海側だけでなく、西日本では太平洋側まで雪が積もりそうです。

年越し参り、初詣に行かれる方は寒さ対策を万全にしてお出かけ下さい。そして、ノーマルタイヤでの自動車運転も非常に危険です。そんな場合は、自動車の運転をやめるのも一つの選択でしょう。新年早々、交通事故なんて嫌ですしね。

先日、このブログで書いていたタイ・プーケット島に行かれていた知人の安否については、今日ようやく確認することが出来ました。ほんとに良かったです。被害に遭われた方のご冥福をお祈り致します。

今年も残り数時間。本年は、このブログを見て下さってありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

2004年12月30日 (木)

かぎろひ

「東(ひむがし)の野に かぎろひの立つみえて かえり見すれば 月かたぶきぬ」

 

万葉歌人の第一人者といわれる柿本人麻呂が、軽皇子(後の文武天皇)の狩猟に伴って阿騎野(現在の奈良県・大宇陀町)を訪れたときに詠んだ歌です。

 

「かぎろひ」とは、厳冬期の夜明け前に現れる太陽光のスペクトル現象で、真っ暗の空が藍色青色オレンジ色などに変化する現象です。

 

この歌が詠まれた日が旧暦の11月17日と伝えられているため、毎年旧暦の11月17日未明に大宇陀町で「かぎろひを観る会」が催されます。今年は、12月28日未明に行われました。
「かぎろひ」雲に覆われて現れず 観る会に1000人--大宇陀町 /奈良

 

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残念ながら、今年は観ることは出来なかったようです。空に雲が少しでも隠れれば、現れないようです。

 

私がこの会に行ったのが1996年のこと、その年は幸いにも綺麗なかぎろひを観ることが出来ました。かぎろいが現れるということは、空は晴れ渡っています。そのため、「放射冷却現象」で気温はぐんぐん下がります。

 

しかし、そんな寒さもかぎろいを観ることが出来れば、忘れさせてくれます。来年の「かぎろひを観る会」は2005年12月18日に開催されるとのことです。

 

写真は、かぎろひが観測された1996年12月27日のかぎろいです。

 

かぎろひの変化の様子を載せた記事へ(1996年12月27日撮影)

 

2004年12月29日 (水)

輻射熱暖房~本編~

お疲れ様です。ようやく本編です。

輻射とは、温度を持っている物体から放出される熱で同じような熱を出している物体(人間や部屋の床、壁、天井など)を直接暖めるものです。

日向ぼっこをしていると、気温が低いにもかかわらず、暖かく感じますよね。あれが輻射による暖かさです。

輻射熱暖房であるオイルヒーターで有名なデロンギ社(イタリア)のカタログに次のように書かれています。ちょっと長いですが、引用します。
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冬でも日なたに出ると全身がぽかぽか暖かく感じられます。これは太陽の輻射熱のおかげです。輻射熱は直接物体にあたり、そのものに熱を伝えるのが特徴。この現象を利用したのが、輻射暖房です。オイルラジエターヒーターからの輻射熱は、空気だけでなく、部屋の床・壁・天井などの表面温度(平均壁面温度)を上昇させ、その表面から2次的な輻射熱を放射します。このため、輻射型暖房は、室温をそれほど高めなくても快適な暖かさが得られます。

【冬の日なたぼっこ】
空気温度は低くても、太陽からの輻射のおかげで、日なたは暖かく感じられます。

【夏の寝苦しい夜】
温度計を見ると24~5℃、それほど暑くないはずなのに寝苦しいのは、昼間太陽光線で熱を持った屋根(天井)や壁が、夜になっても冷えず、室内に向けて輻射熱を発しているからです。

体で感じる暖かさ≒(室内の空気温度+平均壁面温度)÷2


これは、輻射熱のことをとてもうまく説明されていると思います。

床や壁、天井の温度が低いと体感温度は低く感じる。よくコンクリートだけの部屋は何となく冷たく感じたり、引っ越しなどで部屋の荷物が全てなくなった部屋が寒く寂しげに感じたりするのは、この輻射熱が低いからなんですね。

だから、コンクリートの壁に壁紙を貼ったり、フローリングの床にカーペットを敷くなどして表面の温度を高くすることにより、体感温度は上がるわけです。

また、窓に厚手のカーテンを掛けることは、外気との断熱効果に加えて、窓からの(冷たい)輻射熱を遮る効果もあり、部屋が暖まりやすいということです。

100円ショップでも売ってるようなアルミの断熱シートを床(カーペットの下)にひくだけでも効果は変わってきます。

オイルヒーターは3万~4万円と普通の暖房器具に比べやや割高です。それに電気代も高く掛かってしまいます。オイルヒーターを導入しなくても、上記のようなちょっとした工夫で体感温度を上げることが出来ます。この冬を暖かく快適にそして経済的に過ごしてみてはいかがでしょうか?
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(イラストと写真はいずれもデロンギ社オイルヒーターカタログより)

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輻射熱暖房~その前に2~

ゆうき☆さん、お待たせしました。前回の「輻射熱暖房~その前に~」投稿から一週間以上、ようやく続編です。ちょっと長くなりますので、本編はこの後に続けたいと思います。

前回では、石油ストーブ、エアコンの話しをしました。普通の石油ストーブは有毒の燃焼ガスを部屋に放出してしまう、エアコンは省エネ効率は高いが、外気温が低くなると効率が悪くなると書きました。

石油ストーブ(ファンヒーター)は燃料費が安く経済的ですが、前回述べたような欠点があります。それを補うのがFF式石油ファンヒーターです。関東地方以西の温暖地ではあまりなじみはありませんが、寒冷地では一般的な暖房器具のようです。これは、壁から短い煙突を出して、燃焼用の空気を外気から取り組むと共に有毒な燃焼ガスを外気に放出するものです。

そのため、部屋の空気は汚れません。ただ、外気と熱交換をしますので、使ったエネルギーに対して得られるエネルギーは普通の石油ファンヒーターに比べると悪く(85%程度)なってしまいます。

これまでに述べてきたのは、部屋の空気を対流により直接暖めていく(温風が出てくる)暖房方式です。前述した通り、直接暖められるのが空気のため、暖まりやすい反面、冷めやすかったり(暖房を切ると直ぐに寒くなる)、対流式のため、足下が寒く頭が暖かくなって、いわゆる「頭寒足熱」とはなりません。
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そして、いよいよ輻射式です。最近、カーボンヒーターやハロゲンヒーター(扇風機のような形をしていてオレンジ色に光るやつです)がよく見られます。これらは、遠赤外線により体を芯からじんわりと温めてくれるものです。ただ、その効果はスポット的でしかなく、部屋全体(壁や床)を暖めるまでにはいたらないようです。
(写真左:カーボンヒーター、右:ハロゲンヒーター、いずれもヨドバシカメラホームページより)

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2004年12月28日 (火)

安否確認

スマトラ島沖の巨大地震の安否確認が外務省に殺到しているそうです。安否照会、外務省に2600件超す 地震発生から殺到(asahi.com)

スマトラ沖大地震で緊急連絡室が設置されている外務省海外邦人安全課に、安否確認の問い合わせが殺到している。大半が個人旅行客の家族からのもので、26日の発生直後から28日までに2600件以上。問い合わせのあった人について外務省が作っているリストも1500人を超えた。

ニュース等で安否の確認が取れたされる日本人の大半は、旅行会社を通じたツアー客で、個人手配で訪れている人達の安否はほとんど伝えられていません。海外旅行は、旅行会社を通さない個人手配旅行の方が多いんではないでしょうか?それらの旅行者について、なかなか情報が伝わらないことに歯がゆさを感じます。

私もそうですが、個人旅行の多くは、航空券だけ手配してあとは自由気ままに旅をするというスタイルを取っています。その方が割安で、自由がきくからです。その分、トラブルが起こっても自分で解決しなければならないというリスクが付きまといますので、自己責任の下で行動しなければなりません。

事実、私もある渡航先で帰国の前日に電車がトラブルで遅れたために、空港のある都市まで帰れなくなる事態が発生しました。その時は、鉄道会社にクレームを付けて、その日のホテル滞在費と飛行機運賃を出して貰ったのですが。

個人手配旅行はそれだけリスクが伴うのですが、今回の事態で少し考えさせられました。もし、自分が旅行中にこのような事態が起これば、と。

しかし、今度旅行するとしても、やはり個人手配旅行を選択するかも知れません。

2004年12月27日 (月)

スマトラ島沖地震

12月26日、インドネシアのスマトラ島沖でマグニチュード9.0(当初の8.9から修正されたようです)の大きな地震が発生しました。地震発生から時間が経つにつれ、被害の大きさ、特に津波による被害の大きさが明らかになってきて、あらためて津波の怖さを知らされます。

実は、この地震で津波の被害を受けたタイ・プーケット島を知人が訪れていて心配しています。

2004年12月26日 (日)

全国高校駅伝

今、テレビで全国高校駅伝が放送されています。

生まれ故郷の京都で行われることや、父が大のマラソン・駅伝好きであること、出身高校が出場していることもあり、結構注目しています。

白川通を上る頃や折り返し点を通過する頃には雪がちらつく寒さの年もありますが、今年はやはり例年に比べると暖かいようです。

最近は、海外からの留学生が先頭を走るようになり、「一体なんなんや?そうまでして上位になりたいのか?」とも思いますが、それも各学校の考え方なんでしょう。

ちなみに私の出身校は27年連続出場ということで、最高記録だそうです。ただ、毎年記録がそんなに良くない。今年も・・・後半に期待します。今年は一体何位になるのやら?

【追記】
34位でした。後半少し追い上げたかな?

2004年12月25日 (土)

アクセスカウンター設置

ブログでアクセスカウンターを設置しているのをよく見かけます。あれって、どうやって設置するのだろう?とココログ(@niftyのブログ)のヘルプを見るも載っていない。

ココログでは設置できないのかな?と思ったのですが、ココログでも設置している人もいる。で、ちょっと設置している人の仕組みを見てみました。

分かりました。その人はどうやら一番星アクセスカウンター(無料です)というのを利用しているよう。早速、使い方を読んで設置することが出来ました\(^_^)/。

ただ、ちょっとレスポンスが悪くなってしまいました。無料のサービスなので、仕方ないですね。しかし、あまりに遅いとストレスを感じ、皆さんに迷惑を掛けてしまいますので、その場合は設置を解除しようかとも思っています。

2004年12月24日 (金)

年賀状が・・・

今月初めのブログで書いたように、今年は年賀状を早く書くつもりでした。

しかし、・・・やはりまだ書けていません。

ブログを書いている人の多くは、年賀状をパソコンで書いているかも知れませんが、私もその一人です。5年も使った年賀状ソフト、今年はそろそろ買い替えようかな?と思って、近くのパソコンショップへ先日行ってきました。

はじめはこれまで使っていたソフトのアップグレード版を買うつもりだったんですが、ふとそのソフトの隣を見ると、買うつもりでいたソフトより500円以上安く、しかもガイドブック付ではありませんか!!値段に負けて、思わずそれを買ってしまいました。

ところが、それが間違いの始まり。

何とも使い勝手の悪いソフトで、年賀状を書く気が失せてしまったのです(←単に言い訳って?)。

結局、これまで使っていたソフトを使うことにし、明日中に書き上げようと思っています。やっぱり、使い慣れたソフトの方がいいですね。

2004年12月23日 (木)

YシャツVSカッターシャツ

昨日のことです。ある人とビジネスで着るシャツの話しをしていました。
私はそのシャツのことを「カッターシャツ」と言い、その人は「Yシャツ」と言います。

「え~、カッターシャツ知らんの?嘘やろ。」(えっ?そうなんですか?)
「それは、Yシャツと言うんだよ。」(それは、Yシャツと言うんですよ。)
「ホンマに?」(本当ですか?)(未だに信じられない自分。)
「そう言(ゆ)うたら、逆にYシャツなんて言葉、使(つこ)たことないわ。」(そういえば、逆にYシャツという言葉を使ったことがありません。)

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関西と関東で言い方が違うようですね。確かに、こちら(関東地方)のクリーニング屋さんの店先には「Yシャツ○○○円」って、書いてありました。今まで、あんまり意識することなっかたので、気付かなかったのです。

私の地元(奈良)では、クリーニングの請求書に単に「カッター」と書かれています。

それにしても、この「カッターシャツ」と「Yシャツ」の境界線はどこにあるのでしょうか?「アホ」と「バカ」の境界線がどこにあるかのように(ナイトスクープを知らない人は分からない)・・・それに、なぜ「カッターシャツ」とか「Yシャツ」と呼ぶのでしょうか?

と、思っていれば、こんなサイトが見つかりました。なるほど。

皆さんの住んでいる地域では、何て呼んでいますか?是非教えて下さい。お願いします。

こんな私、関西を離れて早7年ですが、未だに標準語だと思って使っていた言葉が実は関西弁だったと知って、戸惑うことがよくあります(^_^;)。

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2004年12月22日 (水)

気象衛星画像でお遊び

気象衛星(ひまわりでなくGOESですよ)の画像を使ってちょっと遊んでみました。

気象衛星画像で一般に手が入るのは、赤外画像です。赤外画像とは雲の頂上部分の温度を表現したもので、温度が低いものほど白くなるように調整されていて、実際に目で見た感じとは違ってきます。

GM0401_041221_15白く映っているものほど、温度が低いということは、その雲の高さが高いことを示しており、その雲が発達しているかどうかの判断材料となります(※必ずしも高い=発達しているという意味ではありません)。

しかし、衛星写真って所詮は白黒、どこが白いか何てよく見ないと分からないですよね。

そこで、ちょこっと衛星写真に画像処理を施し、白いところほど(高い所まで雲がある)赤くなるようにしてみました。

見ると、赤道付近の雲の所々で赤くなっていて、雲が高い所まであるのがすぐに分かります。日本の南東にあるオレンジ色の部分は台風29号です。
GM0401_041221_15-2

2004年12月21日 (火)

輻射熱暖房~その前に~

寒くなってきましたね。寒くなると、恋しくなるのが暖か~い暖房の効いた部屋。最近、私が注目している暖房器具がオイルヒーターに代表される輻射熱暖房です。

輻射熱暖房とは、その名の通り、輻射熱による暖房です。

輻射熱暖房を説明する前に暖房がどのようにして部屋を暖めるかを考えましょう。

先ずは、いわゆる石油ストーブです。これは、灯油が燃えるときの出るエネルギーを熱として出しているものです。熱が周りの空気を直接暖めます。空気を直接暖めるので、熱しやすく冷めやすい性質があります。

また、熱と同時に水蒸気や二酸化炭素、一酸化炭素をはじめ人間にとって有害なガスも出します。だから、最近の断熱性の高い部屋では、すぐに部屋の湿度が上がり、窓が結露しやすくなります(ある程度の湿度は健康のために必要ですが、窓やさらには壁までが結露すると、カビ発生の原因になり、なかなか厄介です)。

換気も定期的に行わないと部屋の空気が汚れてしまいます。最悪の場合は、一酸化炭素中毒になって死に至ります。

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これらの危険を低減させるため、コンピュータを内蔵した石油ファンヒーターは一定時間運転を継続したり、部屋の空気が汚れてくると、自動的に運転を停止するようになっています。

しかし、これだとせっかく暖まった部屋の空気と冷たい外の空気と入れ替えなければならない。無駄ですよね。

そこで、まず登場するのがエアコンです。ヒートポンプといって、冷たい空気から熱を汲み出すように取り出して、部屋を暖めます。電気で直接空気を暖めるわけではないので、比較的少ないエネルギーで部屋を暖めることが出来ます。最近の省エネ性の高いエアコンでは、使ったエネルギーの5倍~6倍程度の熱を取り出せるようになっているそうです。

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ちなみに上で説明した石油ストーブの場合は、使ったエネルギーと取り出せるエネルギーはほぼ等しくなっています。

ところが、このエアコンの欠点は外気温が低いと効率が悪くなる(冷たい空気から熱を取り出す仕組みなので、その空気が冷たすぎると熱が取りにくくなる)ということです。

今回は、ちょっと難しい話しとなりましたので、この続きは次回にしたいと思います。

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2004年12月19日 (日)

台風29号

12月19日3時、マリアナ諸島の北緯13度25分、東経148度25分において、熱帯低気圧が台風第29号になりました。

ということで、12月に入って3つ目の台風が発生しました。12月の平均的な台風発生数は1.3個なので、やっぱり今年の台風はどうかしてます。

しかし、この台風はそのまま北東進して、日本から遠ざかっていきそうです。

それにしても、消えそうで消えないのが台風28号。まだ、フィリピンの東をウロウロしているようです。


2004年12月18日 (土)

ブログ開始1ヶ月

今日12月18日で本格的にブログを開始して丁度1ヶ月が過ぎました。

本格的にという意味は、ブログの登録そのものは、9月初めに行っていたのですが、使い方もよく分からないし、書くネタもないということで、放置していたためです。

しかし、開設しておきながら、何もしないのはもったいないと言うことで、本格的に書き込むようになったのが、11月18日なのです。

いざ、書き始めると結構面白いし、トラックバックやコメントを通じて多くの方々に知り合えたり、止められなくなってしまいました。

そして、1ヶ月を機にブログのデザインを変更してみました。

これからも、出来る限り書き込んできたいなぁと思ってます。

春日若宮おん祭り

昨日12月17日は、奈良の祭り納めとも言われる「春日若宮おん祭」が行われました。
この日は、奈良市の小中学校は午前中で授業が終わります(今はどうか知りませんが)。そして、歴史勉強のため、みんなおん祭りを見に行くのです。実際は、遊びに行くわけですけどね。

私の友人にはおん祭りの行列に参列したり、奉納相撲(上のリンク記事を見て下さい)に出場したり、おん祭りゆかりの神社関係者などがいたりして、とても身近な祭りでもありました。

また、丁度おん祭りの頃に奈良に初雪が舞い始め、おん祭りと共に奈良に本格的な冬がやって来たものでした。昨日の奈良の最低気温は氷点下0.6℃、最高気温は12.6℃。寒くはなってきているようですが、初雪は降ったのでしょうか?

この祭り、もう何年も見に行ってません。来年は見に行きたいなぁ。

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春日大社一の鳥居おん祭りの行列はこの鳥居を通り、春日若宮社へと進んで行く

2004年12月16日 (木)

日本気象予報士会

日本気象予報士会という気象予報士同士の親睦および技術力向上、情報交換などを行うことを目的とした任意団体があります。この会は今、法人化を目指して活発な活動がなされています。

以前、私はこの会の世話人幹事をしていました。幹事をしていた当時、その役割から、自分のホームページに「地方活動日程情報」というものを公開していました。これは、地方支部における会合などび開催情報や各地方支部との日程調整に役立ててもらうために開設していたものです。

nitteiしかし、私が幹事を退いたことや会の公式ホームページで同様のスケジュール表を公開するとの計画があり、一旦はそのホームページを閉鎖しました。

ところが、会の公式ホームページでは未だにそのようなスケジュール表が開設された様子がありません。

そこで、暫定運用ではありますが、「地方活動日程情報」を再開することとしました。日本気象予報士会地方支部世話人の方々、この機会に私のホームページをご利用下さい。


2004年12月15日 (水)

台風28号その3

一昨日の夜の段階で台風28号は衰弱するとしていた気象庁の予報が、昨日の朝になって再び発達傾向の予報に戻りました。
なぜ、こんなにも変わったのでしょうか?不思議です。

青いクリスマスイルミネーション

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クリスマスまであと10日。巷では華やかなクリスマスイルミネーションが夜の街を照らしています。

クリスマスイルミネーションといえば、赤や緑、オレンジ色がメインと思っていたのですが、最近は青いイルミネーションもよく見かけるようになりました。

写真は東京・品川駅と名古屋駅の青いイルミネーションです。どちらも、携帯電話のデジカメで撮影したので、きれいには撮れてません。お許しを(m_m)。

私は、仕事に追われる毎日でクリスマスどころではありません(T_T)。
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2004年12月14日 (火)

台風28号その2

台風28号の進路予報については、12日のコメント欄に自己コメントを書いていますので、そちらをご覧下さい。

2004年12月12日 (日)

台風28号発生

12月11日15時、マーシャル諸島の北緯9度10分、東経161度55分において、熱帯低気圧が台風第28号になりました。

今月初めに日本列島に猛威を奮った爆弾低気圧を生む結果となった台風27号に続き、12月としては、2個目の台風です。

ただ、今回は今のところ日本付近で北上させるような大気の流れではないので、このまま西に進むでしょう。発達するような兆しもないし。

だからと言って、油断してはダメですよ。常に最新の気象情報を確認しないとね。

2004年12月11日 (土)

忘年会シーズン

昨日は金曜日。24時を回っていたのにもかかわらず、駅のホームは朝のラッシュ時以上の人、人、人で溢れかえっていました。コンコースでは、終電に乗り遅れまいと必死に走る人達が駆け抜けていきます。KQ(そのまんまやんけぇ~)の車内もすし詰め状態でした。

しかも、多くの人がほろ酔い(いや泥酔)状態です。

忘年会シーズン到来ですね。

これからしばらく、終電間際はいつもより電車が混みそうです。

こっちは、仕事で遅うなってるのに(`へ´)。

2004年12月10日 (金)

ひまわり後継機ようやく打ち上げか?

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<H2Aロケット>来年2月打ち上げ再開へ
綱渡り状態で運用を続けてきた日本(アジア太平洋地域)の気象衛星。ようやく安心して運用が出来そうです。

「ひまわり」という愛称はひまわり5号を最後になくなり、次の衛星からは新しい愛称が付けられる予定です。果たしてどんな名前になるのでしょうね。

気象衛星打ち上げ失敗に関するこれまでの経緯はここに詳しく書かれています。

今度こそ打ち上げに成功して欲しいものです。失敗でもしたら、もう後がない・・・

2004年12月 8日 (水)

青いJAL

conv0013先日に続いて青いネタを。ANAと言えば青い機体JALと言えば赤い機体。京急・羽田空港駅もそれに合わせてホームをカラーリングしてターミナルを間違えないような工夫をしているらしいです。また、お互いの航空会社のことを赤い機体の会社、青い機体の会社と呼んだりする人もいます。

そういえばと、青いJALが飛んでいたのを思い出しました。2002年のワールドカップサッカー開催時、オフィシャルスポンサーであったJALは尾翼に日本のチームカラーである青をペイントした747型機が飛んでいました。

2004年12月 6日 (月)

記録ずくめの一日

conv0014昨日5日、猛烈に発達した低気圧は、各地で被害をもたらしました。そして、12月としては観測史上最高という新記録ももたらしました。関東地方各地で12月の最高気温、最大瞬間風速の記録更新はじめ、鹿児島の屋久島では日降水量の記録を更新したそうです。

こちら横浜でも昨日未明からすごい風で、洗濯干し台が倒れたり、自転車が倒れ隣のバイクに寄りかかっていました。

しかし、この強風で空はとってもきれいでした。

コンパクトにまとめられいた記事がありましたので、紹介します。
強風・夏日・大雪…強力低気圧で列島は異常気象(読売新聞)
台風27号のエネルギー受け“疑似台風”に発達(読売新聞)


2004年12月 5日 (日)

気象予報士試験出題か?

台風27号は4日15時に先島諸島付近で温帯低気圧に変わりましたが、台風がもたらした暖かく湿った風により、低気圧や前線を発達させ、日本の広い範囲で暴風や大雨となっています。

昨日も書いた通り、台風が温帯低気圧に変わったからといえ、決して油断してはならないことが分かります。

天気図を眺めていて「これは、まさに気象予報士試験にもってこいの現象」と思いました。

続きを読む "気象予報士試験出題か?" »

2004年12月 4日 (土)

12月の台風その3

三日連続、同じ話題で失礼します。

台風27号、早くも衰えてきましたね。北西から寒気が流入してきたために、衰えてきたようです。この後、4日中にでも先島諸島付近で温帯低気圧に変わるようです。

ただ、この台風がもたらした暖かく湿った風により、前線や低気圧を発達させ、4日は九州から四国の太平洋側を中心とした広い範囲で大雨になりそうです。海も太平洋岸の広い範囲で時化そうです。

そのため、例え台風がなくなったとしても油断は禁物です。


【補足】
私は予報業務許可を取っていませんので、これは独自の天気予報ではありません。
あくまでも、気象庁が出した予報を独り言のように書いているだけです。

2004年12月 3日 (金)

12月の台風その2

台風27号はバシー海峡(フィリピンと台湾の間)付近で進路を北東に変え、沖縄の南を東北東進する予想となってきました。5日15時には温帯低気圧に変わると予想されています。

そのため、史上最も遅い上陸の可能性はなくなったようです。ちょっとだけそれを期待していた(もちろん、災害が起こらない程度に)ので、残念(^_^;)。

2004年12月 2日 (木)

12月の台風その1

昨日から12月。今年こそ早めに年賀状を書くぞ!!
これから年末に向けて慌ただしい日々が続くわけですね。

そんな、12月なのに、日本のはるか南海上には台風27号があって、西北西に進んでいます。2日0時現在の中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は45m/sと非常に強い台風となっています。

この台風27号、12月4日以降は、進行方向を北北東に変えて、日本に上陸しそうな進路予想が出ています。もし、上陸でもすると史上最も遅い上陸となります。

ただ、台湾の北の海面水温は24℃以下と低くなってきており、台風の勢力を保ったまま北上するかどうかは分かりません。

2004年12月 1日 (水)

青い京急

昨日、仕事の帰りに乗った京急(京浜急行)の車両が青色でした。

うん?これは、京急か?京成?それとも北総公団鉄道?車内を見ると、やはり京急です。「京急ちゅうたら、赤色やんかぁ」と思いながら、帰りがけにもう一度よく車両を見ると、飛行機のペイントもあるではないですか。

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側面には飛行機のペイントも

どうも今日の羽田空港第2ターミナル開業に合わせた特殊ペイントのようですね。

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青い車両の京急

そういえば、同じ赤い車両の近鉄電車も最近は色々なペイントをした車両が走ってました。

このような珍しいペイントの車両に乗ると何となく嬉しい気がします。

【追記】
後で調べたら、こういうのをラッピングというと知りました。

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