幻日
今朝、幻日を発見しました。
ふと、東の空を見上げると本当の太陽の左側に小さく輝くものがあります。よく見ると上空にうっすらと浮かぶ巻雲に反射するように光っています。これは、幻日か?と思い写真を撮りました。
幻日とは、暈(かさ)上の左右対称の位置に光が現れる現象で、暈とは、太陽光線が巻層雲と屈折し、環状に光る現象です。幻日や暈は、太陽から視半径22度の位置に現れると言われます。
このように一般的に幻日は巻層雲が広がるときに発生するのですが、今回のように巻雲が大空の一部にある場合でも、見られるようです。この場合は暈は現れず、幻日も片方だけになることが多いようです。
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コメント
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うぁぁ、すごぃキレイな写真ですね☆
たしか、予報士の試験でも巻雲の屈折とかの
問題がちょこっと出たことがありますょね~(^^)
へぇ~巻雲だけでも見れるときが
あるんですね~(*^0^*)
投稿: ゆうき☆ | 2005年1月15日 (土) 14:42
巻層雲、巻雲以外に高層雲でも見られるようです。
しかし、なぜ22度なんでしょうね。その答えは色々な本に書いてありますが、「空の色と光の図鑑」(草思社発行)が写真、イラスト付で詳しいです。
投稿: ラナ | 2005年1月15日 (土) 23:17