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2005年2月 4日 (金)

節分

昨日3日は節分でした。ここ数年、全国区になってきた節分に食べる恵方巻き。太巻き1本をその年の恵方に向かって、ただ黙々と食べる。途中で喋ってしまうと、運が飛んでいくと言うことで、家族同士でどうやって喋らすかが楽しみでもありました。

私は20年程前から始まったことかなぁ?と思っていたら、一説によれば、それは江戸末期の大阪に始まったとも言われているそうです。

恵方巻きの風習が広がりつつある一方、豆まきをする風習は消えつつあるのではないでしょうか?マンション住まいが増加し、大きな声で「福は~内、鬼は~外」と叫びにくくなった、そんなことも豆まきが消えつつある要因のひとつかも知れないですね。

そういえば、実家で豆まきをしなくなったのと入れ替わるように太巻きを食べるようになったような気もします。

さて、全国の家庭から「鬼は~外」と追い出された鬼達、一体どこへ行けばいいのでしょうか?行き場を失って反乱を起こしかねません(^_^;)。

しかし、ご安心下さい。そんな鬼達をちゃんと受け入れてくれる所があるのです。それがサクラで有名な奈良・吉野にある金峯山寺蔵王堂です。ここの節分会では、「福は内、鬼も内」と唱え、全国から追われてきた鬼を迎え入れてくれるのです(新聞記事)。

これで、我々も鬼達も安心というわけです。

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コメント

ラナさん、こんにちは。

おおっ、江戸末期の大阪ですか。ふむふむ
鏡開きの始まりが武家の風習なら、こっちは商家が始まりって気がしますね。単なる勘ですけど。

トラックバックさせていただきます♪

 大阪からなんですね、恵方巻き。私は旦那様の陰謀でしゃべらされました!!。

 全国的になったのはやはり寿司屋の陰謀か…。

 ちなみにウチの娘、「鬼は~外、鬼は~ウチ」と豆まき。あれ?福は?

追い出された鬼さんたちの行き場が
ぁるのですかー!(^^)
それなら、鬼さんたちもみんな寒いぉ外で
ぶるぶる震えなくって済みますね(^0^)/

あと、苗字に「鬼」がつくぉ家も「鬼は内」ってやるって
ぃうのを聞いたことがぁります。
たとえば「鬼沢」さんのぉ家とかでは、
「福は内、鬼も内」ってやるって…
本当なのかなぁ~?

ポージィさん、いつもコメント&TBありがとうございます。

発祥の地は大阪・船場。船場は商売の中心地。商売繁盛を願って始めたようです。

tokorinさん、いつもコメントありがとうございます。

そうそう、ついつい喋らされてしまうんですよね。
喋らせるほう、喋らされるほう双方とも必死です。

恵方巻き(関西では太巻きの丸かじりと呼んでいた)がこれだけ広がったのは、きっとコンビニの陰謀ですよ。

ゆうき☆さん、いつもコメントありがとうございます。

確かに鬼沢さんの家で「鬼は外」と言ってしまえば、そこの家族は家に入れなくなりますからね。

あと、鬼を神様として祀る神社でも「鬼は内」とゆうそうですよ。

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