マリンデジカメ用フィルタ(その3)
マリンデジカメ用フィルタの効果
先日、デジカメの水中撮影用フィルタ自作について書き込みました。今回はそのフィルタの効果がどの程度あるか書いてみます。
前にも書いた通り、自作したフィルタは2種類で、見た目オレンジ色が薄いのがフィルタA、オレンジ色が濃いのがフィルタBです。写真ではフィルタAが右側にフィルタBが左側に写っていたので、ややこしかったかも知れません。

フィルタなし

フィルタA装着

フィルタB装着
いずれも画質修正等は行って行っていません。
フィルタなしの場合、全体的に青っぽい写真でコントラストもあまりよくありません。フィルタAは全体的な青っぽさは軽減されています。しかし、海の青さと手前の珊瑚のコントラストがいまいちだと思います。そして、フィルタBになるとこれらは改善されています。
このようにフィルタの効果は明らかです。ただ、これらの写真は水深7m程度と浅く、太陽光が入っている場合のワイド撮影です。
撮影条件が変われば、フィルタの効果が逆転(フィルタAの方が良くなる)したり、ほとんど効果がなかったりします。もちろん、フラッシュの撮影範囲内なら、フィルタを使わずフラッシュを使用する方がいいです。どのフィルタを使用するかは相当経験を積まないと判断できないです。
これらの写真でもフィルタAとフィルタBどちらが良いか個人によって分かれるかも知れません。
下の写真は、フィルタを使わずに撮影したダテハゼです。

使用カメラ:Panasonic DMC-F1
使用ハウジング:Pnasonic純正ハウジング
フィルタA:ケンコーMCW4、口径46mm
フィルタB:マルミ光機F-TB、口径46mm

フィルタB装着状況
ちなみにこれらフィルタの製作費は1,500円程度(内フィルタ代1,200円)です。ソニーから出ているフィルタは1万円以上しているので、かなり安上がりですよ。
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