午前12時半は何時?【番外編】
3回にわたって書いてきた「午後12時半は何時?」のおまけ(番外編)です。
午前・午後の表現と同様、誤解を招くもうひとつの時間表現に月・日があります。
通常、日本語の表現なら○○年○月○日と年-月-日の順番で表現するようになっているので、誤解は生じませんが、日本人でも英語式に表現する人がいます。この場合、その人がアメリカかぶれかヨーロッパかぶれかによって表現方法が変わってきます。
今日(2005年6月9日)を米国式に表現するなら、6/9/2005です。一方、欧州式(国際式?)に表現するなら、9/6/2005です。
そう、6月9日なのか9月6日なのか分かりません。
以前、アメリカの人にこのことを尋ねたことがあるのですが、しばしばconfuse(混同)すると言っていました。なので、海外とのやり取りなどで明示させたいときは「June 9, 2005」と月を英単語で表すと教えてくれました。
やはり、誤解を招く表現は好ましくありません。特に時間の表現は大切だと思います。
私が単に「今日」や「昨日」と表現せずに「今日(○月○日)」と()内に具体的な月日を入れるのも、同様の理由からです。今日でない日にそれを見たときにも具体的にその日を分かるようにしたいためです。
というわけで、
1.時刻は24時間制
2.英語で月日を表現する場合はJune 9, 2005など月を英単語で
3.今日や昨日などの表現には具体的な月日も併記
この3点、日頃から気を付けたいものです。
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コメント
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投稿し終わってから「もしかして被ったかな」と思ったのですが、やっぱりそうでしたか。日付や時刻の表現に関しては時差や夏時間のこともあるので、先に書いた XML スキーまでも採用している ISO-8601 という規格があります。何が何でも ISO がいいというわけでもないでしょうが、これが世界中でオーソライズされている規格ではあるんでしょうね。個人的には欧州かぶれの形式か、日本式か、最近は ISO-8601 形式を使うことが多いですね。アメリカ式はほとんど使わない。プログラム書くときはあまり演算がうっとうしくなってきたらついユリウス日を内部表現で用いて逃げてしまいますね。日の変わり目が UTC の正午じゃなきゃもう少し使いやすいんだが。
投稿: 心理歴史学者 | 2005年6月 9日 (木) 23:55
心理歴史学者さん、コメントありがとうございました。
心理歴史学者さんは、勘がいいんですね。
しかし、まさか既に記事を書いていて、予約投稿していたことまでは、推測出来なかったと思います。
今回のシリーズものは一気に書いて、それを小出しに投稿したということです。
投稿時刻も意図的なところが見えたりするかも知れません。
投稿: ラナ | 2005年6月10日 (金) 05:34