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2005年6月24日 (金)

熱中症と省エネルギー

最近、ここ横浜も蒸し暑くなってきました。蒸し暑くなって、注意しなければならないのが食中毒と熱中症(日射病、熱射病)です(他にもたくさんあるんでしょうけど)。

最近は、天気予報でも熱中症予防情報というものが出されています。気のせいかもしれませんが、以前に比べ熱中症が増えたような気がします。

その理由は、
・天気予報やマスコミなどで取り上げられる機会が多くなった
・さまざまな病気に対する関心が高まった
ことなどが挙げられると思うのですが、もう一つ気になることがあります。

それは、我々が暑さに弱くなったのでは?ということです。

今は、5月にもなれば、どこへ行っても快適なエアコンが効いています。電車をはじめ公共の場では、寒いほど強く効いています。私は、エアコンが苦手なので、電車だと「弱冷車」などに乗るようにしています。

このように、特に都会の人々は真夏の暑さにもかかわらず、1日のほとんどをエアコンがきつく効いた屋内で過ごすこととなります。

そのため、知らない間に暑さに弱くなってしまったのではないでしょうか?

熱中症を予防する方法は、
・十分な水分補給
・放熱、発汗のよい服装
・無理な運動を避ける
・体調管理
等だそうです。

しかし、普段からあまりエアコンに頼らない(設定温度を高くする)生活をして、暑さに強くなるのも熱中症を防ぐ方法ではないでしょうか?

東京電力管内では、夏の最高気温が2℃上がれば、電力消費量は原子力発電所3基分の発電量に相当する量が増加すると言われています。エアコンの設定温度を高くすると、この増加量を減らすことが出来ます。

電力消費量が増えると、火力発電が増えるので、二酸化炭素排出原単位(1kWh当たりの二酸化炭素排出量)も増加してしまいます。

エアコンに頼らない生活は、省エネルギー、二酸化炭素排出量削減に効果があります。

クールビズも普及して欲しいものです。

今年の夏は、暑くなるとの予報が出ていますが、省エネでエコ生活、健康生活を送るのも良いのではないでしょうか?

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コメント

ごぶさたしてま~す☆

そっかぁ、そうゆわれると、たしかに知らなぃうちにエアコン漬けになって、暑さに弱くなってぃるかもしれませんね~。

そして、冷房を弱くして消費電力を減らせば、

二酸化炭素も減らせて温暖化防止にも役立ちますもんね!(^-^)/

ゆうき☆さん、こんにちは。

限られた時間でのコメントありがとうございました。

周りの人でもちょっとの暑さでバテてしまって、涼しい部屋に駆け込みたがる人が多いです。

私は、「この程度の暑さでどうすんねん?たるんどるー」と、オヤジモード炸裂になってしまいますが(^_^)

冷房を弱くして、地球温暖化防止にも協力しましょう。

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