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2005年7月29日 (金)

なぜ今アスベストなのか?(その2)

なぜ今アスベストなのか?(その1)続きです。

その前に、アスベストのことちょっと調べてみたので、書きたいと思います。

アスベスト、日本語では石綿(イシワタ、セキメン)。不思議な名前ですよね。石なのに綿?固いのに柔らかい?一体どういう意味?私の疑問はそこから始まりました。

石綿(いしわた)/(せきめん)とも。繊維状鉱物の総称。蛇紋石質石綿と角セン石質石綿に大別される。工業的には前者に属する温石綿(おんじゃくめん)が重要。一般に耐熱・耐薬品性にすぐれ,断熱材,パッキン,電気絶縁材,ブレーキライニング材などに広く加工使用されたが,発癌性のあることが指摘されている。主産地はカナダ,ジンバブウェ,南アフリカ共和国,ロシア。

アスベストは化学的に安定しているうえ,熱に強く,燃えない。また摩耗もしにくく,電気絶縁性,保温性,防音性など多くの優れた性質を持つ。このため工業原料として使われている製品は約300種もある。このうち,壁材,防火板,吸音板,水道管など,第2次大戦後の建造物に多用されたアスベスト製品から出る粉塵(繊維)に発癌性が認められ,また,それが呼吸器疾患の原因になると判明したことから社会問題となった。建物の解体現場や工場では粉塵が一定以上飛散しないように規制され,米国では1986年にアスベストが使用禁止となった。日本でも1975年に吹き付け工法が禁止されたが,全面禁止までには至っていない。

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繊維状鉱物の総称?ジャモンセキシツセキメン?カクセンセキシツセキメン?

読んでも分かりません(^_^;)。

それではということで、ネットで検索。すると、Wikediaに分かりやすく書かれていました。

なるほど、早い話、石が繊維状になったものなんですね。しかも、その繊維の細さは髪の毛の5000分の1というから、かなり細いですよね。石であって、綿である意味も納得できました。

そして、ここに「なぜ今アスベストなのか?」の理由も書かれています。

○アスベストが多用されたのは1970年代以降
○潜伏期間20年~40年で肺ガンや中皮腫を引き起こす

そう、今から30年ほど前に多用され、肺に吸入されてしまったアスベストが今頃になって、その牙を剥きだしたということです。

「静かな時限爆弾」か・・・ホント怖いです。


今日(7/29)の午後、沖縄に旅立ちます\(^_^)/。目的は、もちろん潜りです(ちゃんと、水中撮影用のハウジングは荷物の中に入れました(^_^;)←前回のダイビングブログを読んでいただければ、理由は分かります)。真夏の沖縄を存分に楽しみたいと思ってます。

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