浜岡原子力発電所で火災報知器作動
浜岡原子力発電所で火災報知器が作動するトラブルが発生しました。
リンク: @nifty:NEWS@nifty:浜岡原発で廃棄物容器が倒れ煙充満、火災報知機が作動(読売新聞).
以前にも少し書いたことがありますが、私は原子力関係の仕事をしていたことがあります。だから、このようなトラブルはついつい敏感になってしまいます。
今回のトラブルは大事にはいたらず、外部への通常以上の放射線の放出や放射性物質の漏洩はなかったようで、何よりです。
しかし、浜岡原子力発電所では以前にも火災が発生したことがあります。その時は消防員がどのように消火すればよいか分からなかった(危険なのか危険でないのか判断出来なかった)との話しを聞いたこともあります。
原子力に関することは、国民の目が厳しいです。些細なこと、何でもないことでもマスコミが大きく採り上げてしまうため、目立ってしまいます。このようなことにならないためにも、電力会社は細心の注意を図って欲しいと思っています。
[参考情報]
浜岡原子力発電所2号機タービン建屋屋上における火災について(原子力安全・保安院)
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
さすがにラナさんは専門で仕事をしたことがあるだけあって用語が正確ですね。普通のマスコミだと平気で「放射能漏れ」なんて日本語としておかしい言葉で報道しますから。漏れるおそれがあるのはラナさんが書いているように放射線そのものや放射能を持った物質 (放射性物質) です。「放射能漏れ」という状態が実在するとしたら、放射能 (放射線を発する能力) が漏れるとはどういう状態を表すのか私には日本語として全く理解できません。大きく取り上げること自体は構わないが、用語ぐらい正確に扱えないとそれだけで信憑性が薄く感じてしまいます。
投稿: 心理歴史学者 | 2005年7月 2日 (土) 20:53
心理歴史学者さん、こんにちは。
コメントいただいておきながら、返事が遅くなりすいませんでした。
> さすがにラナさんは専門で仕事をしたことがあるだけあって用語が正確ですね。
> 普通のマスコミだと平気で「放射能漏れ」なんて日本語としておかしい言葉で報道しますから。
>
しかし、一般の人に
「外部への通常以上の放射線の放出や放射性物質の漏洩・・・」
なんて、言っても???でしょうけどね。
「通常以上」ということは、「普段でも出てますよ(もちろん、基準値以下)」という意味を現すために、使いました。
投稿: ラナ | 2005年7月 6日 (水) 12:48