ウェザーアトラス その9
前回の更新から実に3ヶ月、別に忘れていたわけではありません。ウェザーアトラスの機能紹介を書きたいと思います。
9回目となる今回は、「最近発生した震源分布を表示しよう」です。
最近、関東地方では地震がよく発生していて、ちょっと心配です。これらの地震の震源(震央)分布を見ることが出来れば、どの辺りで発生しているのかを確認することが出来ます。
第5回で紹介したとおり、ウェザーアトラスでは震央や各地の震度情報を地図上で確認することが出来ます。
しかし、通常の使い方では同時に1つの地震情報しか地図上に表示出来ません。

そこで、裏技?の登場です。
「地震情報(震源・震度に関する情報)」および「各地の震度に関する情報」において、地震を選択するときに「Ctrl」キーを押しながら複数の地震を選択すると、選択した地震の震源(震央分布)を表示することが出来るのです。

ただ、震央が同じ地点(気象庁は緯度経度を0.1度単位で発表)であっても、その頻度を表すことが出来ないのが、残念です。
いよいよ、次回は最終回です。お楽しみに!!
ウェザーアトラスの機能【目次】
第1回:概要(1月13日)
第2回:警報・注意報が発表されている地域がよく分かる(1月18日)
第3回:雨降りアラーム、警報・注意報アラームを設定しよう(2月24日)
第4回:台風までの距離を測ろう(4月5日)
第5回:地震発生!すかさずウェザーアトラスで確認しよう(4月11日)
第6回:アメダスや雲の動きをアニメーションで表示しよう(4月19日)
第7回:難しい気象用語もこれで安心(5月3日)
第8回:気象予報士試験対策にもなる?支援資料の見方(5月9日)
第9回:最近発生した地震の震源分布を表示しよう(今回)
最終回:ウェザーアトラスをカスタマイズしよう(8月27日)
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コメント
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最新の地図ソフト ProAtlas SV ではメニューにアメダス気象情報がなくなってしまいました。
ウェザーアトラス同様撤退してしまうんでしょうね。一応まだ Web サイトから直接 ProAtlas 用のダウンロード・データを持ってくれば SV でも表示はできます。
投稿: 心理歴史学者 | 2005年8月10日 (水) 22:50
心理歴史学者さん、コメントありがとうございました。
> 最新の地図ソフト ProAtlas SV ではメニューにアメダス気象情報がなくなってしまいました。
>
気象業務支援センターからの気象データ入手を止めるんでしょうね。
入手するだけでも、毎月何十万円もの負担金を払わなければならないですし。
投稿: ラナ | 2005年8月11日 (木) 01:20