気象予報士試験・予想的中!!
今日(8/28)は、第24回(平成17年度第1回)気象予報士試験でした。
さっそく入手した問題を見て驚きました。なんと、予想が的中していたのです!!
その前に、各試験問題を見ての感想です。
【予報業務に関する一般知識】
全体的にオーソドックスな問題だったと思います。
ただし、頑張って勉強していなければ解けない
問題(そういう意味では難問かも?)。
正誤の組合せによる解答方式にも受験者は
慣れてきていることでしょうし、
そんなに戸惑うことはなかったかと思います。
ちょっと笑ってしまった問題が
「問14 気象予報士の登録が抹消される事由」で
正しいもの選ぶ問題です。選択肢に、
「10年後に登録更新手続きを行わなかったとき」や
「10年以上予報業務に従事していないとき」
があったことです。
これらが正解だったら、私は登録を抹消されてしまいます(^_^;)
【予報業務に関する専門知識】
専門知識を突っ込んで勉強していなければ
分からない問題もあったため、気象の専門家以外の
受験者(大半が該当するんでしょうけど)にとっては
辛いかも知れません。
ただし、毎回そのような傾向なので、
より多くの専門知識を吸収しなければならないでしょう。
【実技試験1】
梅雨時の低気圧に関する問題。
地形性上昇、水平シア、不連続線など
局地気象に関することをちゃんと把握していないと
大変だったと思います。
【実技試験2】
台風からがもたらしたエネルギーが
温帯低気圧を発達させた例
そう、この問題で出された現象が、
私が以前、まさに気象予報士試験にもってこいの現象として
当ブログで書き込んだものです。
その翌日の書き込みも参考になります。
・暖気移流による低気圧の発達
・低気圧の気圧変化
・防災上の留意点
・気温の急昇
などポイントとして挙げていたことが、
ほぼそのまま出題されています。
あのとき、あのブログを読んで、無駄だと思っても
現象と予報資料を見ていた方は、得をしたかも知れません。
って手前みそ過ぎますね\(__ )。
まぁ、今回はたまたま予想が当たっただけです。
最近は予報資料を見る時間も少ないので、
これからは当たることはないでしょう。
YOHOTEN.COMでは、早速今回の解答速報が公開されています。
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コメント
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関西に帰省した際、某くらぶの飲み会で今回の気象予報士試験の問題を見せていただきました。予報士になってそろそろ4年半、普段天気予報を「めしの種」にしているので実技はそれなりにわかりましたが、学科が難しかったです。初心にかえって気象の基礎の勉強もしなければ、と思わされました。
話はかわって、ここのたくさんの風車の写真、いいですねぇ。私もいろんな風車を生で見てみたいと思い、今月あたりに時間が取れれば「北海道に風車を見に行こう」旅を計画中です(が本業が多忙になりつつあり、計画倒れになる可能性が高まりつつあります。。。)
投稿: もーめんと | 2005年9月 2日 (金) 23:05
もーめんとさん、コメントありがとうございました。
> 関西に帰省した際、某くらぶの飲み会で今回の気象予報士試験の問題を見せていただきました。
>
そうですかぁ!某くらぶの飲み会に顔を出されましたか?
某くらぶのことは、以前にこのブログでも紹介したことがあったりして???
> 普段天気予報を「めしの種」にしているので実技はそれなりにわかりましたが、学科が難しかったです。
>
学科は勉強してないと忘れますからね。
>初心にかえって気象の基礎の勉強もしなければ、と思わされました。
>
そうそう、それは素晴らしい。自分にも言い聞かせなければ・・・
風車見学旅行是非行って来て下さい。私も行きたいんですが、最近は、ダイビングに時間とお金をつぎ込んでいるもので(^_^;)。
投稿: ラナ | 2005年9月 4日 (日) 00:10