風車のブレードをヘリで輸送(その1)
風力発電設備(風車)は、そのブームと技術開発ともに
ますます大型化してきています。そして、大きくなると
問題になってくるのが、環境問題、輸送問題です。
環境問題については、景観や生物(特に野鳥)への影響
を懸念する声が上がったりします。
輸送問題は、狭隘な日本にとっては結構大変な問題です。
そのことは以前にも少しだけ書いたことがあります。
そんな輸送を大きく変えるニュースを目にしました。
それは、風車の羽(ブレード)をヘリコプターで輸送する
というものです。
これにより、ヘリコプター輸送を成功させた大旺建設は
「これまで建設が不可能とされていた場所でも風車建設が
可能となった。」としています。
大型風車の場合、ブレードの長さは30m~40mに及びます。
このような長いものをトラックで輸送しようとすると、
急なカーブでは曲がることができず、道路を広げたり、
新たに輸送路を使ったりしなければなりません。
これは、建設コストのアップに繋がります。
それ以外の輸送方法として、カーブ時にブレードを少し
立てて、水平方向の長さを短くする方法もあります。
しかし、今回はこれまで行われていなかった(これまで
事例があるかは不明)ヘリコプターによる大型風車の
ブレード輸送には、ちょっとびっくりしてしまいました。
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