風車のブレードをヘリで輸送(その2)
一昨日の書き込みで大型風車のブレードをヘリで輸送する
ということにびっくりしたと書きました。
それは、ヘリコプターでは大型風車の資材は重すぎて
運べないと言われていたからです。
詳しくは知らないのですが、ヘリコプターの最大可載重量は
5t程度だと聞いたことがあります。
一方、今回輸送に成功した風車(三菱重工業製MWT-1000A、
発電出力1,000kW)のブレード1本の重量は4.5t、
長さは29.5mです。
最大可載重量ぎりぎりの輸送だったかもしれないですね。
しかし、ナセル(タワーの上にありブレードの軸や発電機
などが入っている箱)の重量は20t以上、タワーの重量は
3分割して1本が20t以上はあるでしょう(発電出力1,000kWの場合)。
これらは結局、陸送しなければならないわけで、輸送問題が
完全にクリアされたわけではありません。
また、発電出力が2,000kWになると、ブレードの重量は
10t程度なので、ヘリコプターによるブレードの輸送は
発電出力1,000kW程度が限界なのかもしれません。
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