第25回気象予報士試験実施される
一昨日の記事で書いたとおり、今日(1月29日)第25回気象予報士試験が行われました。
早速のその問題を入手したので、少しだけ感想を書きたいと思います。
と、その前に、今回は問題用紙の差し換えがありました。
問題用紙の差し換えは、実技1の問題であったわけですが、出題ミスというのではなく、単に印刷が薄かったために見やすいものに差し替えられただけです。
この問題に対して、大きな混乱はなかったようです。
で、肝心の感想ですが、学科が前回までに比べて試験問題らしくなったような気がしました。選択肢のややこしさがなく、その分勉強していないと解けない問題、知らないと解けない問題が増えていたような感じです。
学科一般知識では、あれっ???というような問題もありました。
実技試験1は、2005年5月18~19日に日本海を低気圧が発達しながら通過したときのもので、本州の大雨や北海道の西海上における波浪に関する問題が出題されていました。
なお、19日には北海道広尾町で最大瞬間風速41.6m/sが観測されています。
実技試験2は、2004年9月28日に台風21号が九州に接近していたときのもので、台風により前線が活発化し、紀伊半島南東斜面における大雨に関する問題が出題されていました。
なお、この日三重県宮川村を中心に三重県などで大雨被害が出ています。
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