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2006年1月24日 (火)

雪国に生きる

昨夜(1/24 0:15~1:10)、豪雪とともに生きることをテーマとしたNHKスペシャル「豪雪 山里を襲う」の再放送を見たのですが、雪国で暮らしていくことがどれだけ大変なのかを知らされました。

高齢化が進む我が国、豪雪に覆われる過疎の村では、より一層高齢化が進んでいます。そのため、自分では除雪をすることが困難な世帯が増えているそうです。

記録的な積雪となっている今冬、そのような家屋にも豪雪は容赦なく襲ってきます。

雪の重みで家がきしみ、引き戸が開けられなくなっても、どうすることも出来ず、祈るような毎日。降り積もった雪のため、家の中は昼間でも暗く、自宅の郵便ポストにすら行くのが困難だそうです。

近所の方が除雪をして下さるも、自分の方の除雪で手一杯でその余裕がないそうです。

それでも、住民たちは力強く生きています。 都会で暮らす息子や娘が同居を勧め、役場の人が冬場だけでも集落を離れて暮らすことを提案しています。

しかし、いくら豪雪に覆われていても、人が住んでいることによって、家や集落が維持できてゆく。見知らぬ土地に行っても住みづらいとの理由でその地を離れようとは思わないそうです。

この冬、雪の影響で亡くなった方は100名を超えています。そして、そのほとんどが高齢者だそうです。

危険と知りながらも、その地で生きてゆこうとする住民の力強さを感じされられました。 この冬はまだまだ厳しい寒さが続きそうです。

ほんと、くれぐれもお気をつけ下さい(このような言葉しか掛けることが出来ませんが)。

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