違法駐車対策が地球環境を破壊か?
先日、信じられないような光景を目の当たりにしました。
それは、駐車監視員が二酸化炭素排出量を増加させようとした行動です。
今年(2006年)6月から違法駐車対策の強化のため、民間の駐車監視員が違法駐車を、駐車時間に関係なく取り締まれるようになったわけですが、その「駐車」を確認するのがことの発端です。
ある駐車監視員が停車している車の運転手にここは駐車禁止区域だからと、話しかけています。
そうすると、その運転手はエンジンをかけ始めました。しかし、車を動かす気配はありません。
どうやら、その運転手は駐車監視員から「エンジを切っている=すぐに発車できない」というような趣旨の言葉をかけられたようで、エンジンをかけたみたいです。
エンジンをかけているのだから、「すぐに車を動かせるから、駐車ではないですよ。」???こんなおかしなことがまかり通っていいのでしょうか?
これだと、政府が二酸化炭素排出量を削減するために、「アイドリングストップ」を呼びかけている一方で、「アイドリングストップは違法駐車になるから、エンジンをかけておきましょう。」と、言っているようなものです。
違法駐車を取り締まることは結構なことですが、アイドリングストップのことも考えて欲しいものです。
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