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2007年7月27日 (金)

選挙

参議院選挙投票日まであと一日となりました。各候補者、各党とも最後のお願いに東奔西走することでしょう。


年金問題、格差問題、税制問題と目先の問題ばかりを取り上げ、与党を批判するだけの選挙戦には、毎回うんざりもしています。

さて、そんな私はすでに期日前投票を済ませました。

その期日前投票所でちょっと考えさせられる出来事に遭遇しました。

投票所に到着したのは、20時5分ほど前と閉門時刻ギリギリだったんですが、無事投票することが出来ました。

そして、私が投票所を出ようとしたとき、2人が投票しに来ようとしていたところでした。

投票所係員が急いでくださいと、促します。

しかし、1名の方が足が不自由だったので、急ぎたくても急げません。

残り30秒、20秒・・・とカウントダウンが始まりました。

0秒。結局、その方々は投票時間に間に合いませんでした。そう、投票できなかったのです。

それをずっと見ていた私は、たまらなくなって「負けたりや、何であかんねん?(はい、ここは横浜の投票所です(^^ゞ)」と係員に聞きました。

「決まりですから。」

「そんなん、足不自由な見てたんやろ。それやのに、何であかんのん?」

「いや、1秒でも厳格にしないと、なし崩しになりますので。」

言われてみれば、確かにそうです。選挙ですから、決められたことをちゃんと守らなければならないでしょう。

逆に、1秒でも規則を破れば、その責任を問われかねないでしょう。

しかしです。今回は係員も向こうから足が不自由ながらも必死でやってくる姿をずっと見ていたのです。

投票所には車椅子もありました。それを急いで貸し出す方法もあったでしょう。

もちろん、投票所には時間の余裕を見て来るべきだったと言われればそれまでかも知れません。

しかし、いずれにしても、お年寄りや障がいを持った方に対してもう少し優しい選挙になってほしいものです。

投票率を上げるようにお願いしておきながら、一方でこのような投票率を下げるようなことをしている、ちょっと考えさせられる出来事でした。


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