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2008年6月13日 (金)

「ひ」と「し」

あるコミュニティサイトのコメントに私は次のような書き込みをしました。

七味唐辛子を変換していて、始めて知ったこと。

「ひちみ」と入力しても、正しく変換してくれない。
七味=「しちみ」だったんですね。

そういえば、関西人は数字の7を「ひち」、質屋のことを
「ひちや」と言うんでした。

またまた、今まで標準語と思って使っていた言葉が、
実は関西弁だったということを知らされた瞬間でした。

けど、やっぱり七味は「ひちみ」ですね。

よくよく考えると、これ以外にもありました。
布団を「ひく」。
しかし、布団は「しく」が標準語のようです。

関西弁には「サ行」と「ハ行」に逆転があるようです。
もちろん全ての「サ行」と「ハ行」が逆転するわけはありません。

ところが、江戸っ子にも「サ行」と「ハ行」に逆転があるようなのです。

江戸っ子は、東を「しがし」と言うらしいですね(生粋の江戸っ子に知り合いがいないので、本当かどうかは知らないんですが)。

そうそう、奈良県人には「ザ行」と「ダ行」の区別が付かない人が多かったような気がします。

あぁ・・・なんか、わけ分からんようになってしもたわ。


皆さんは、
質屋は「ひちや」それとも「しちや」ですか?
七味は「ひちみ」それとも「しちみ」ですか?
布団は「ひく」ものですか?それとも「しく」ものですか?


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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

12 年関西に住んでましたが、私は「しちや」,「しちみ」,「ひく」ですね。混ざってますね。

東京でもまだ国鉄時代に新橋を「ひんばし」と言う車内アナウンスを聞いたことがあります。その時は東京の人は「し」と「ひ」の区別が付かないんだと思ったのですが、その車掌さんが東京人だったかどうかは定かではないですね。

親類に少なくとも三代は東京に住んでいた人がいましたが、「ひ」と「し」の発音に気を付けたことはなかったです。

ちょっと話が外れますが、よく秋葉原 (「あきはばら」)のことを江戸っ子は「あきばはら」と言うと聞きますが、その人は「あきばっぱら」と発音していました。

秋葉原は秋葉神社管理の原っぱから来た知名らしいのですが、秋葉神社の元は静岡県の秋葉山 (あきはさん) なので、実は「あきはばら」の方が本来の発音に近いかもしれません。

心理歴史学者さん、コメントありがとうございました。

改めて考えると、どっちか分からなくなるときもありますし、名古屋近辺でも「ひちや」という文化もあるようですよ。

なので、混在してしまうこともあるかも知れませんね。

ちなみに、関西人でも全ての「し」が「ひ」に変わるわけではありません。

例えば、「あたらひく かいぎょうひた ちかてつ ふくとひんせんに のるため ひんかんせんで ひながわ、ひぶやとまわったので ひんどなった。」とは、もちろん言わないです(笑)。

「新しく開業した地下鉄副都心線に乗るため、新幹線で新大阪から品川、渋谷と回ったので、しんどなった。」



なお、この変換は、ATOK(ATOK2007)の「話し言葉関西」でも正しく変換してくれないんですよね。ただし、修正候補としてはちゃんと出てきて、「非地味」を「七味」に修正することが可能です。

さすが、ATOK!あんたは偉い!!

そういえば、「めばちこ」も関西限定らしい。

と、思っていたらasahi.comにもそのような記事がありました。

参考にURLつけておきました。

Saturkay.さん、コメントありがとうございました。

そうそう、「めばちこ」も関西限定ですよね。

「ものもらい」では、清潔すぎる(笑)。

教えて貰ったasahi.comによれば、京都では「みいぼ」が主流だそうですが、京都生まれ奈良育ちの私は「めばちこ」ですね。

この記事へのコメントは終了しました。

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