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2008年7月26日 (土)

グローバル化社会-急遽タイトル追加:東芝が原燃工を買収

企業の買収・再編が相次ぐ昨今。私がこれまで在籍していた会社も次々とその標的とされていきました。

先ずは、就職2社目の会社。この会社は親会社の経営不振により、子会社一掃セールの煽りを受けて?、某精錬系会社に買収されてしまいました。

次は、就職3社目の会社。この会社は自身の経営不振により、某巨大IT企業に吸収(社名すら残ってない)されてしまいました。

そして、最初に就職した会社もいよいよ買収される(2008年5月20日付け日経新聞などで報道済み)かも知れません。おそらく3社の中では最も大きな買収となることでしょう。

買収元とされる某重電メーカは、その業界における原材料の調達、燃料の加工、プラント・機器の製造や管理を一貫事業を行う総合企業となることを狙っているようです。その企業にとって、HD-DVDの失敗なんて関係ないのかも知れません。

また、私が卒業した大学の学科も別の学科に統合されてしまいました。


お気づきでしょうか?私が在籍した会社(卒業した大学の学科も含めて)は、全て買収される側、統合される側だったんです。

何とも寂しい限りです。

私自身は、買収時は既にそれぞれの会社にはいなかったので、買収される時の戸惑いや辛さは体験してないんですが、聞くところによると、色々大変だったそうです。

買収されることにより、経営状態は良くなったけど、会社との信頼関係が悪化したり、士気が低くなってしまったなんてことも聞きます。


グローバル化する社会の中で企業が生き残っていくためには、仕方ないことなんでしょうけど、辛いですよね。

しかし、世の中そのような状況に遭遇している人は多いんだと思います。そして、それぞれが力強く生きているんだろうと思っています。

P.S.
と、この記事を投稿しようと思っていたら、今朝(7/26)のNHKラジオで「東芝が原子燃料工業(原燃工)を合併」するニュースを伝えていました。

あまりのタイミングの良さに驚いてしまいました。

厳密には、東芝傘下の米国・ウェスティングハウス社が原燃工の発行済株式(住友電工と古河電工が50%ずつ保有)を全て買い取るようです。


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※補足
私は原燃工に入社後、すぐに関連会社に出向となったので、実際に原燃工にいたのは、研修の2ヶ月程度だけでした。そのため、原燃工の内部事情は全く知りません。

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