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2009年5月21日 (木)

天使と悪魔

映画やテレビドラマがその原作本から内容が大きく変えられ、原作本を読んでからその映画やドラマを見ると、がっかりすることがよくあります。

今回の映画「天使と悪魔」もそのひとつでした。

天使と悪魔は、あの「ダ・ヴィンチ・コード」のロバート・ラングドン教授シリーズ(映画では)第2弾として、5月15日に公開された宗教サスペンスとも呼ぶような映画です。

ガリレオ時代から始まるカトリック教と科学の対立をモチーフにした映画ですが、詳しい内容については各自映画を見るなり原作本を読むなりして下さいね。


さて、この映画と原作本とはどのように違うのでしょうか?

まず、映画では「ダ・ヴィンチ・コード」に続くラングドン教授シリーズ第2弾となってますが、著者のダン・ブランは「天使と悪魔」を先に書き、第2弾として「ダ・ヴィンチ・コード」を書いています。

そのため、ラングドン教授の現れ方が違いました。もちろん、個人的には原作本の方がインパクトがあると思います。

続いて、反物質を開発し暗殺者に殺されてしまう研究者が主演女優の同僚と設定されていますが、原作本では(育ての)父親です。

同僚を殺された憎しみと父親を殺された憎しみでは、当然その大きさが違い、ストーリーも異なってしまいます。

個人的には原作本の方が緊張感が大きいと思います。

その他、原作本では殺された人が死ななかったり、首謀者と考えられる人が違ったりと、原作本からはかなり変更されてます。まぁ、真の首謀者が同じなので良かったですが、エンディングもちょっと違います。

個人的には、断然原作本の方が迫力があり、楽しかったです(映画というダイナミックな映像と音声があっても)。

確かに、文庫本で上・中・下巻3冊の内容を2時間少しの映画で原作を忠実に再現することは無理があるんでしょうけど、映画を見てがっかりでした。

こんな内容なら、1,000円も払て(感謝デー等の割引価格)見るんやなかったと個人的には思った映画でした。

天使と悪魔 (上) (角川文庫)
天使と悪魔 (中) (角川文庫)
天使と悪魔 (下) (角川文庫)


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コメント

こんちは~、阿嘉島の浅野っす

今日は休みで、ブログに遊びにきてみました

この映画は面白そうだと思ってたんですが。。。

ラナさんの言う通り、よくありますよね

貴重な血の持ち主だとは。。。驚きましたわっ(笑)

アカノアサノさん、ようこそいらっしゃいませ。先日はお世話になりました。

原作本を読まずに見るなら、面白い映画だと思いますよ。是非見て下さい。

引き込まれることは間違いなしでしょう。

そしてその後、原作本を読む方が良いかも?です。

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