「劔岳 点の記」そして「富士山頂」
明治時代、日本地図を完成させるために、陸軍が立山連峰劔岳での三角点設置に挑んだ実話を題材にした映画「劔岳 点の記」を見に行ってきました。
木村大作監督が、CGに頼らず現地立山連峰で撮影することにこだわり、その8割は標高2,600m以上の厳しい環境下で行われたそうです。また、撮影中にスタッフが落石に遭い、負傷する事故も起こったそうです。
作中ではそのような自然環境の厳しさ、緊張感、美しさ、素晴らしさがひしひしと伝わってきます。山好き(最近は山からすっかり遠ざかってしまいましたが・・・)、気象好き、地図好きの自分にとっては最後まで楽しめる映画でした。
ところで、「劔岳 点の記」の原作者は、新田次郎。新田次郎といえば、作家でありながら、気象庁職員であったことで知られています。
そして、忘れてはならない彼の小説のひとつが「富士山頂」です。
「富士山頂」は不可能とも言われた富士山頂に気象レーダーを設置するため、果敢に挑んだ彼の体験を基にした小説です。
技術的可能性調査から予算要求、レーダー設置工事等に至るまで詳細に描かれています。気象予報士必読?の小説かも知れません。
そうそう、NHK「プロジェクトX」の1回目のテーマでもありました。
そんな、「富士山頂」の映画が7月4日21時からテレビ朝日系で放映される予定です。
石原裕次郎主演の映画で裕次郎二十三回忌を記念して特別に放映される映画です。
これも、今から見るのを楽しみにしています。
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P.S.
主演の香川照之さんが、脚本家、喜劇作家、漫才作家の香川登志緒の息子(・・・あの何となく丸こいところが)とずっと思っていた自分は何なんだろう(^_^;)。
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コメント
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突然のコメント失礼致します。
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投稿: sirube | 2009年7月 2日 (木) 00:41