太陽光発電の設置するなら、3月までに設置する方が得かも?-その1-
久しぶりにエネルギーの話題を。
二酸化炭素排出量を削減するために自宅等に太陽光発電の設置を検討している人も多いかと思います。もし、本気で設置を考えているなら、今年3月までに設置したほうが得かも知れないですよ!!
ご存知の方も多いかと思いますが、太陽光発電の余剰電力買取制度が2009年11月から実施されました。この制度は、太陽光発電による余剰電力を電力会社が1kWhあたり48円で今後10年間に亘って買取ってくれるものです。従来は24円/kWh程度だったため、ほぼ2倍の価格で買取ってくれるわけです。
しかし、この買取価格は毎年度見直されことになっており、来年度(2011年4月から2012年3月)に関しては、42円/kWhとなる見込み(最終決定は今年の3月)です。
つまり、6円/kWh(12.5%)も安くなってしまうのです。買取価格は10年間固定なので、結構大きいです。
仮に1月当たりの余剰電力売電量が100kWhの場合、10年間の差額は72,000円程度です。
※注意
【1月当たりの余剰電力売電量について】
この値は、太陽光発電機の容量や設置場所、設置状況、季節、天気、その家庭の電力使用状況等によって大きく変わるため、大まかな数値です。なので、絶対この額になるものではありません。あくまでも目安ですよ。
しかし、この値の桁が変わること(10分の1になったり、10倍になったりすること)は、ないはずです。
【計算式】
6円/kWh×100kWh/月×12月/年×10年=72,000円
(正直、このような試算はあまり好きではないんですよね。72,000円という数値だけが一人歩きしてしまうので。特にマスコミなんてところは、前提条件を無視して結果だけを伝えることが多々あり、それを多くの国民が鵜呑みにしてしまうので。)←あっ、ひとり言です(^_^;)。
この72,000円程度が大きいと考えるか、わずかと考えるかは、人それぞれだとは思いますが、今年の3月末までに買取契約の申込みを電力会社に行った場合は、今後10年間48円/kWhで買取って貰え、それを過ぎると安くなってしまうということは事実です(おそらく年々安くなる)。
さて、これまでに比べ2倍程度の単価で電力会社が余剰電力を買取るということは、電力会社の負担額が増えているはずです。では、この負担増額分は誰が負担するのでしょうか?
電力会社が自腹を切るのでしょうか?
それとも国が税金で負担するのでしょうか?
その答えは、次回ということで。お楽しみに!
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