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2011年2月17日 (木)

太陽光発電の設置するなら、3月までに設置する方が得かも?-その2-

前回の書き込みの最後で太陽光発電の余剰電力買取制度による電力会社の負担増額分は誰が負担するのかという問いかけをしました。

それは、電力会社が自腹を切るのもなく、国が税金で負担するのでもなく、

電気を使っている私たち全員(電気料金を払っている人や組織)なのです。

つまり、電気料金にその額が上乗せされるのです!!

太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)と呼ばれるこの制度は、来年度(2011年4月分の電気料金)から開始され、その上乗せ額は電力会社毎に毎年見直されます。

2011年度における各電力会社のその付加金は、以下のとおりです。

2011年度太陽光発電促進付加金単価(円/kWh)
北海道電力:0.01
東北電力:0.03
東京電力:0.03
中部電力:0.06
北陸電力:0.01
関西電力:0.03
中国電力:0.06
四国電力:0.06
九州電力:0.07
沖縄電力:0.06

例えば、1月に400kWh程度(電気料金にして8,700円程度)(この数値もあくまで目安です)使用している家庭におけるその負担額は、1月当たり4円程度から28円程度(1年間で48円程度から336円程度)となります。


買取制度の詳細は、資源エネルギー庁 再生可能エネルギー推進室「買取制度ポータルサイト」を見てください。

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コメント

ラナさん、お久し振りです。そうなんですよね、状況によっては太陽光発電を設置できる余裕のある人の分をを設置できる余裕の無い人が負担するという変なことにもなってしまうんですよね、この制度。

心理歴史学者さん、コメントいただきありがとうございました。

それにもかかわらず、返事が大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。



そうなんですよね。不公平感を否めない制度ですが、太陽光発電普及のためには、仕方ないことかもしれないです。

ただ、設置したくても資金がない、設置場所がない人などへの配慮は欲しいところです。

それから、精錬業などの電力多消費型の産業では、年間負担額が数億円との試算もあるそうで、これから問題が出てきそうです。



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