ほんまもんの甘酒
昨日(6月2日)の放送大学・面接授業「食生活と発酵-発酵食品の魅力」2週目のメインイベントは甘酒の試飲(大学からは許可を得てるとのこと)!先生は、地元商店街で酒屋さんを営み「街の酒博士」と呼ばれている川松正孝先生です。
甘酒といえば、「酒粕で作った嫌な酒の匂いがする甘い飲み物」といったイメージを抱いていた私(恐らく多くの人がそうかも知れませんが)。しかし、ほんまもんの甘酒はそんなんではありません。
ほんまもんの甘酒は「米」と「米麹」だけから作られていて、酒粕やアルコールや砂糖は加えられていないんです。
これを先ずはストレートで飲みます。どぶろくのように白くどろどろしています。とにかく甘い、しかし嫌な甘みではなくすっきりした甘さです。
次に、牛乳で半量に割って飲みます。ストレートの場合、どろどろ感があって飲みにくさがあったんですが、飲みやすく美味しくなりました。
米に含まれるデンプンが米麹に含まれるアミラーゼにより分解されブドウ糖が作られ、さらに麹菌によりビタミンやミネラル、アミノ酸などが作られるそうです。そしてこれが「発酵」です。
甘酒のあの甘さはブドウ糖の甘さだったんですね。甘酒の成分は「点滴」に似ているとのことで、疲労回復などに効き、これからの季節には「夏バテ」予防に効果があるそうです。
ちなみに、「甘酒」は俳句では夏の季語だそうですよ。
発酵の特徴は
1.香り
2.分子が小さくなり消化がよい
3.栄養価が上がる
4.免疫力が上がる
5.飽きない
和食の多くは発酵食品ですよね。醤油、味噌、味醂、酢、納豆、ぬか漬け、鰹節、日本酒、焼酎・・・
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