2009年に始まった新型インフルエンザ
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)の拡大が収まらず、不安な日々が続きますが、正しく怖がり、明るく元気に過ごしたいものです。
ところで、災難でも過ぎ去ったことは、結構忘れるものです。皆さんは、2009年に始まった新型インフルエンザ(H1N1型、ブタインフルエンザ)のことを覚えてますか?
記憶力の悪い、私はほとんど覚えていません💦。
日本でも兵庫県や大阪府を中心に深刻な状態(甲子園球場での、ジョット風船飛ばしが、一時的に自粛されたのもこの時ですね)となり、国内累計感染者数は2,100万人に達したとされています(※1)。ただし、人口10万当たりの死亡者数は0.15人と諸外国と比較し、低い数値だったそうです。
しかも、この感染者数は、不顕性感染も含めると、日本国民の4分の1から3分の1が感染したのではないかとも推察されています(※2)。
国内における新型コロナウイルスによる感染者数は、4月3日に3,000人を突破したそうですが、今後まだまだ増えそうです。
このようなことからも、自分自身も「症状がないけど、実は感染している」ということが、十分に考えられるわけですよね。
消毒用アルコールがなくても、こまめに石鹸で手を洗うことが大切なようです。
正しく怖がり、明るく元気に過ごしましょう!
※1:パンデミック(H1N1)2009発生から1年を経て, Vol. 31 p. 250-251: 2010年9月号, 国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/367/dj3671.html
※2:田城孝雄ほか, 感染症と生体防御, 放送大学教育振興会, p.12, 2014
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