1日ごとの数値に一喜一憂せずに
東京都における5月1日の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が、156人と3日ぶりに3桁に悪化した等のニュースが流れました。
たしかに、減少していた新規感染者が増えることは、悲しいことです。
しかし、新たな感染者数は日(曜日)によって、凹凸があるものです。だから、1日ごとの数値に一喜一憂することなく、一週間程度まとめた数でその傾向を見ることも大切かと思います。
そこで、新規患者数を7日間の移動平均(各左下の図)で見てみると、東京都でも減少傾向にあることが分かります。
おそらく、多くの人が3密を避け、Stay at homeを実践している成果が現れてきているんだと思います。
だからといって、この段階で安心して、手を抜いてしまうと、元に戻ってしまうことも十分にあり得るかと思います。
きざしは見えてきています!
【各グラフの説明】
・左上:累積陽性患者数(縦軸:線形軸)
・右上:累積陽性患者数(縦軸:対数軸)
・左下:7日間移動平均日別陽性患者数
・右下:男女別年代別陽性患者数
・年代別の感染者数以外のグラフの横軸は、感染が確認(武漢からの帰国者を除いた日で、東京都は2/13、神奈川県は2/11)されてからの経過日数。
【データ出所】
・東京都:東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細
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